2019/02/27

~大人のクルーズ客船乗船記~ 「豪華客船でゆったり過ごすダイヤモンド・プリンセス」

 

今回の客船クルーズの乗船場所である横浜の大さん橋国際客船ターミナルに着くと、「ダイヤモンド・プリンセス」の巨大で優雅な船体が待っていた。出国手続きを済ませ船内に入ると、様々な国の言葉が聞こえてくる。異国情緒溢れ、まさに非日常の世界に入ったという感じだ。しばらくすると、キャプテンやホテル総支配人による日本酒樽の鏡割りのセレモニーが行われ、乗客に酒が振舞われた。日本発着ならではの歓迎式とのことだ。汽笛の音が聞こえて、船が横浜港を離れる頃には、夕方の薄暗い波のかなたにライトアップされた赤レンガ倉庫街とみなとみらいが小さく浮かんで見えた。

 

大さん橋ターミナルからのダイヤモンド・プリン

セスの巨大な船体を望む

 

左/赤煉瓦の倉庫街を眺めながら夕闇の横浜港を出港する。右/並走する水先案内船を観る

ことができるのも、クルーズツアーの楽しみ。

 

室内は、まるでホテルそのもの。

 

さっそく、豪華ホテルのような巨大な船内の施設見物に出かけてみる。といっても、船内の施設ガイドを見ながら歩いても、最初は戸惑うもの。一日で把握するのは無理かなと思ってしまうぐらい巨大な空間である。一日の行事やアトラクションなどの情報を知るには、毎日発行される船内新聞の「プリンセス・パター」を事前に読むことをお勧めする。クルーズ客船の大きな楽しみは食事。朝食、ランチ、ディナーと、食事は旅行代金に含まれており(アルコール類と一部特別レストランは有料)、無用な気を使う必要もないので安心だ。なかでも、メイン・ダイニングのディナーは美味しく、昼と夜のブッフェではラーメンや蕎麦も用意してあるのが嬉しい。また、ピザ&ハンバーガーなどのカジュアルフード、ルームサービスなども追加代なしで楽しめる。「美味しい食事の連続で、ついつい運動不足になりそう」という方も、ご心配は無用。船内の広いデッキをジョギングするのもよし、フィットネスやエアロビクス・スタジオで軽く汗を流すのもいい。早朝、水平線から浮かんでくる朝陽を眺めながらのデッキでのジョギングは気分爽快そのもの。

 

左/メイン・ダイニング。右/メイン・ダイニングのコース料理。

 

サバティーニ(左)やスターリング・ステーキハウス(右)も、ぜひ試してほしい(いずれも有料)。

 

船内には、3カ所のそれぞれ特徴あるBarがある。今回は、キャプテンのステファノ・ラベラ氏が船内で一番のお気に入りの場所だという「チャーチルズ・シガーラウンジ」でのんびりとした時を過ごした。ここは、乗務員が一服していくこともあるようで、会話を交わす機会もあるかもしれないのでおススメだ。

 

左/キャプテンお気に入りの「チャーチルズ・シガーラウンジ」。右/このバーでは、乗務員も一服していることがある。

 

一般的に客船といえば、プールとジャグジーは当然というイメージがあるが、「ダイヤモンド・プリンセス」には、外国客船には珍しい「泉の湯」という洋上最大級の展望浴場があり、屋内エリアは日本式で水着を着けなくていいというのが、日本人にとってはありがたい。湯ぶねにゆったりとつかり、波間の向こうに沈む夕陽を眺めるのは至極、贅沢なひと時になることは間違いない。

 

洋上最大級の展望浴場の「泉の湯」。浴場からの眺めが素晴らしい。

 

この他にも、船内にはカジノや劇場があり、「プリンセス・シアター」では、ブロードウェイの有名演出家が手掛けた「ザ・シークレット・シルク」を愉しめるほか、毎晩日替りでプログラムが上演される。それと、今回の船内の施設で一番驚きだったのが「キッズセンター」である。子どもを、ただ施設に預けて遊ばせておくということではなく、年齢ごとに色々なプログラムが設けてある。なかには、アイスクリームパーティーやキッズディスコ、アーリーギターと、子どもが、色々なことにトライをして活動できる点は、大人もうらやむほど。小さい子の親御さんには、ポケベルを渡してくれるというサービスもあり、安心である。

 

左/プリンセス・シアターでは、「ザ・シークレット・シルク」が上演。右/キッズセンター。年齢に応じた、プログラムが充実。

 

■今回のダイヤモンド・プリンセスのクルーズツアーで感じたことは、

 

朝・昼・晩の食事の心配がない
エアー旅や鉄道旅と比べて、荷物と向き合う時間が断然に少ない
外国客船ながら、日本語サービスが充実
小さい子供がいても、大人も子供もそれぞれ安心して過ごせる
寄港地での観光も、気軽に行くことができる
1日船内にいても、十分楽しめる

 

船旅は贅沢気分でゆったりできるが、何かと心配事も多いというイメージがある。しかし、そんなことは杞憂にすぎないということが分かった旅であった。むしろ船旅こそが、安心で、贅沢で、ゆったりとした時間を過すことができる、まさに極上旅であると感じた。
船内で話を伺った、ダイヤモンド・プリンセスの船旅のリピーターのご姉妹は、「今回は、台湾で九扮を訪れるのが楽しみ」と笑顔で語り、船旅を十分満喫している様子。充実した旅がさらに続くこのお二人が、うらやましく感じてならなかった。最近では、短い期間でのリーズナブルな価格帯のツアーもあって、気軽に船旅を体験することができるようになっている。

 

台湾での旅が楽しみという、ダイヤモンド・プリンセス
常連の姉妹のお二人

 

名古屋港で望む夕陽(左)と大阪湾で出迎えてくれた朝陽(右)。

 

 

ぜひ、クルーズ客船の旅にトライしてみてほしい。新たな自分と世界を発見できるかも知れない。

「ダイヤモンド・プリンセス」を始めとするプリンセス・クルーズの日本発着クルーズについての詳細は

www.princesscruises.jp

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