2018/11/26

ふたりきりでくつろぐ閑静な温泉宿

 

本日発売の『男の隠れ家』2019年1月号では全国の「ふたり旅のおこもり宿」を多数紹介しているが、ここでは取材スケジュールの都合で残念ながら本紙掲載できなかった宿の中から別府・亀川温泉の「和み月」を紹介しよう。

 

別府八湯のひとつ亀川温泉で、今年8月にリニューアルオープンしたばかりの和み月は“ふたりきりにしかなれない”がテーマの温泉宿。極上のローベッドが部屋中央に鎮座する全12室の和モダンテイストの客室には自家源泉かけ流しの風呂が用意され、亀川温泉ならではの無臭透明な温泉を部屋にいながらにして愉しめる。別府というと賑やかな温泉街を想像する人が多いかもしれないが、ここ亀川は有名な血の池地獄があるにも関わらず別府の中でも観光地感は低く、どちらかというとごく普通の住宅地といったイメージが強い。だがそこに湧き出る湯は紛れもなく上質な温泉で、同じ別府の鉄輪温泉のような硫黄臭がないため気軽に入りやすいのが特徴だ。ただし、和み月の自家源泉は90度とあまりにも高温なので、火傷しないように必ず水で薄めて温度を確かめてから入湯するよう注意してほしい。また周辺が閑静な住宅地ということで余計な喧騒は全くなく、ふたりだけの濃密な時間に没頭できる環境であることも特記すべきポイントだ。

 

和み月で振る舞われる料理は、豊後水道の海の幸と湯布院の野菜を使った創作会席。全ての調理をひとりでこなす小野料理長は、元々寿司職人だったこともあり魚料理へのこだわりは強いという。この日のお造りはかんぱちと太刀魚、主菜は獲れたての地魚をふんだんに使った鍋。さらに穴子の押し寿司や鯖のバッテラなど、魚好きなら堪らない内容だ。珍しいのは前菜で登場した「梅そば巻き寿司」。ほんのり梅の香りがするそばを海苔で巻いたこの寿司は、小野料理長が師匠から受け継いだこだわりのひと品だという。

 

上質な温泉に入って、新鮮な魚をたっぷりと食べたら、後は朝が来るまでのんびりとふたりだけの時間をご存分に。

 

   

 

 

和み月
住所/大分県別府市上人本町411-5
電話/0977-66-7766
jpn-rsc.co.jp/nagomitsuki/

 

 

 

 

 

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