2017/10/19

KeePer 話題のカーコーティングを体験 <前編>

「たっぷりの泡で洗車して、よく拭いたらワックスがけ」が80年代に青春時代を過ごした記者にとっての愛車との付き合い方だが、最近はどうも状況が違うようだ。どうやら油脂が主成分のワックスは古くなると酸化して塗装を傷めるらしく、車好きの人々のなかではワックスがけなんてしない、なんて人が増えているという。では洗車したら「ハイ、おしまい」なのかというとそうではない。今は「車を買ったら、まずカーコーティング」という時代なのだそうだ。カーコーティングとは文字通り「車をコーティング」すること。つまり塗装の上から別の物質で覆うわけだ。その種類はポリマー系やフッ素系などいくつかあるが、最も効果的なのはガラスコーティングと呼ばれるもので、ボディ全体を透き通るガラス被膜で覆うことにより美しさを長期間持続させるというものだ。そして前者ふたつの効果持続期間が最大でも半年ほどなのに対し、ガラスコーティングは1年から5年も効果が持続するといわれている。もちろん理想は新車を購入してすぐのコーティングで、そうすれば買った時と同じ光沢を長期間維持できるのだが、長期間乗り回した古い車や中古で購入した車には効果はないのであろうか。そんな疑問を解消すべく、古い車にカーコーティングを施したらどうなるかを今回、洗車とコーティングの専門店「KeePer LABO」で検証してみた。

 

検証に使用したのは「ジャガー Xタイプ 2001年型」。中古車店の野外駐車場で野ざらしになっていたものを、今年1月に車両価格22万円で記者が購入した車だ。ボディの表面には洗車キズや水垢が無数にあり、今回の検証テーマにこれ以上ないというくらいピッタリ。果たして、このオンボロがキーパーコーティングでどう変わるのだろうか。東京・足立区にあるKeePer LABO足立店に到着し、まずはスタッフさんから説明を受ける。最初に洗車し、新車であれば通常2時間ほどでキーパーコーティング作業は終了とのこと。ということで、第一段階の洗車がスタート。

 

 

 

KeePer LABOの洗車は「純水 手洗い洗車」。特殊な装置によって水の中のミネラルや不純物を取り除いた純水を使用することで泡を洗い流した後でも水シミの心配がなく、コーティングのノリも格段に良くなるという。実は人体にとって必要不可欠なミネラルは、車にとっては天敵。ミネラル膜は撥水阻害皮膜と呼ばれ、水ハジキの邪魔をする悪者なんだとか。ちなみにKeePer LABOでは、この「純水 手洗い洗車」だけのオーダーも受け付けており、コーティングしていない車の洗車もOK。家の駐車場での洗車にイマイチ満足できていない人は、試してみる価値アリだ。さて、洗車が終了したら、次はいよいよ今回の本題「キーパーコーディング」の番だ。砂やほこりの侵入を防ぐために密閉されたコーティング専用ブースに車を移動し、施工開始の合図を待つ。だが車のボディをチェックしていたスタッフさんが、我々のそばで説明してくれていたスタッフさんを呼び、なにやら相談しはじめた。どうしたんだろう? 相談を終えて戻ってきた説明役のスタッフさんが、申し訳無さそうな顔をして口を開く。「実は……」。

 

次回へ続く。

 

 

 

 

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