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ノートの裏側、どうしてます?

[2009-08-03]

 用紙の裏面を使わない理由はそのほかにもあります。たとえば綴じリングが向かって上にある「上綴じ」タイプのノートの場合、筆記後に用紙の裏を読み返すのは不便なので使わないというもの。筆記後に用紙を切り取るタイプのブロックメモやノートは、基本的に一件一葉の使い方になるので、表裏で違う内容を書いてしまうのはためらわれます。

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上綴じのノートは手持ちでの筆記性重視。でも裏面を読み返すのは不便。(クリックで拡大)


 そのほか、リング綴じではないノートでも、ページ数が多い(厚い)タイプですと、片側の紙面が浮き上がって安定せず、使いづらいものです。インクの裏移りが激しい用紙で片面にしか書けないという話もお聞きします。


片面づかいはもったいない?


 こうしていろいろ挙げてゆくと、片面しか使えない例って結構あるのだとびっくりします。ならば私も「表だけ使いなさい」と宣言してしまいましょうか。いや、でも、だいぶ以前のことですが、物を大切に使っている人からの「和田さん、ノートを片面しか使わないなんてもったいないことですヨ」という優しいお声のご忠告は忘れられず、今回もムニャムニャと言葉を濁してしまおうかな。

 実際に、ノートでも鉛筆でもきっちり大切に使っている人にお会いしたことがありまして、そのかたは使いづらいなんて甘えたことは決して言わず、ノートの全面を高さ3ミリほどの小さな文字でキレイに埋め尽くしていました。このノートの紙面を見てしまうと、「もったいない」の気持ちやパワーをないがしろにしてはいけないと改めて思うのであります。




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和田 哲哉

文房具をテーマにしたサイト「ステーショナリープログラム」主宰。オンラインショップ「信頼文具舗」店長。常にユーザーの視点に立ち、良質な文房具の普及に努めている

→  http://www.wada-denki.co.jp/bunguho/shop00.html

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