51年前、日本初のプラモデルが誕生!
[2009-07-14]
無からはじまり、世界レベルに到達したがって、日本初のプラモデルはお手本とは言え実質米国レベル社の製品を模したものでした。開発に1年かかったとすると発売が1958年(昭和33年)ですからスタートは1957年(昭和32年)。つまり、あの東京が一面焼け野原になってしまった敗戦から12年。GHQの占領が終わり日本の主権が回復した1952年(昭和27年)からはまだわずか5年です。そのような状況下に置いて、未知のプラスチックモデル・キットを民間の小さなメーカーが無から開発するには手本となるものを研究し、どうにか同じものを作れるだけのノウハウを自ら身に付けるしか、なかったのです。 しかし、そう言った先人の情熱と努力のおかげで今日に至る日本の高度なインジェクション成型金型技術とともに私たちも多くの恩恵を受けて来る事が出来た訳です。また皆さんが今度、今日の素晴らしい技術とアイデアで作られた世界に誇る日本のプラモデルを手にしたとき、ほんの少しだけでも昔のそんな話を思い出して頂ければ幸いです。 昨年2008年はこのノーチラス号から始まった日本のプラモデル50周年を祝して、記念行事開催や関連書籍が複数発売された。ぜひ、機会があれば一度それらをお読み頂き、更に深く日本のプラモデルの半世紀に渡る歴史や、その創世記に於いて「プラモデル」に熱き情熱を掛けた男たちの思いを知って欲しい。(クリックで拡大) 関連記事 ・模型作りに人生をかけた男の哲学 ジオラマアーティスト/金子辰也(こだわりびとインタビュー) 金子辰也の「1/1スケールの情景」過去の記事 ・街の模型屋さんに行こう! ・まずは、ジオラマの世界を~ |
金子 辰也(かねこ たつや)。ジオラマ(情景模型)・アーティスト/季刊ミリタリー模型専門誌『パンツァーグラフ!』編集長。これまで『羊飼い』『ひまわり』『フラミンゴ』など、独特のテーマ性と世界観を情景模型で表現し、国内外から高い評価を得てきたジオラマ界の重鎮。
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