文具ファンになったきっかけは?
[2009-07-13]
私の経験になりますが、小学生の頃は文房具に接する機会が一番多かったように思います。当時は鉛筆メーカーが「ドリフターズ」を起用したテレビコマーシャルをさかんにやっていて、キャンペーンのおまけ欲しさに必死に鉛筆を買っていた記憶があります。周りの何人かの友達もおまけを持っていました。そして教室内でなぜか互いの筆箱自慢をしたり、新しいシャープペンを見せあったり、いま思えば文具メーカーが元気だった時代と同期した行為だったのかもしれません。 最近では子ども向け雑誌で、文房具をキャラクターにしたマンガがあって、そういったものに感化されているお子さん達もいることでしょう。 こんなお話もありました。中学生向け定期購読誌の付録に付いていた万年筆がきっかけで万年筆を使い始めた人。そこは万年筆の怖さで、もっと良いものをと求めているうちに、中学からコレクションが始まったというお話も。 大人になってからですと、雑貨系の本で文房具の話題が載っていたからとか、ビジネス雑誌で手帳や時間管理の特集を見て、それこそ「はまった」人も。もちろん文具関連書籍やムックでストレートにこの道に入ってきた人もおおぜいおられます。 それと規模的には地味かもしれませんが、文具ファンの皆さんの熱心な啓蒙活動も何らかのきっかけを作っていると思います。自分自身、小学1年のころから教室内で「公開消しゴムテスト」をやったり、会社員の頃も周りの人に文房具の楽しさを説いてきました。人が楽しそうな事をやっていると、そこの周りにはおおぜいの人が集まってきますよね。私にとっての手帳やパソコン、カメラなどの趣味も「あの人みたいに使ってみたい」というあこがれから始めたものが沢山あります。Webや紙面やテレビで活躍している、文具な面々から影響を受けた人も決して少なくはないでしょう。 でもさきほどお話をさせていただいたとおり、やはりご本人の中に、いままで気付かなかった素質が無ければ「この世界に呼ばれる」ことは決して無かったのではないかと思うのです。 こうして書いているうちに、今日のお話はまだまだ先がありそうな気がしてきました。こんど文具好きのかたにお会いしたら、「素質」の部分をじっくりお聞きしてみたいと思います。 和田哲哉の「文房具に寄す」過去の記事 ・文房具の正しい使い方 ・話題きっかけづくり文具 ・付ける?付けない?ペンホルダーの話 ・クオバディス・ジャパンの展示会から ・文房具 自分ベーシック探し |
和田 哲哉の「文房具に寄す」 過去の記事
文房具をテーマにしたサイト「ステーショナリープログラム」主宰。オンラインショップ「信頼文具舗」店長。常にユーザーの視点に立ち、良質な文房具の普及に努めている
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