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まずは、ジオラマの世界を~

[2009-06-29]

マジックの種明かし!

躍動感をつくるための仕掛けとは?


そこで種明かしですが、この自作のフラミンゴは一見バラバラのように見えますが実は基本的にそれぞれ脚の先や翼の先など微妙につながっているのです。つまり、一枚の折り紙からいくつもの折鶴を作るのと同じ様なものです。ただし、それぞれが繋がっているだけでは強度的に崩れてしまいます。

と言う訳で、実はそれぞれが縦横三角構造になるように組み立てられています。したがって、フラミンゴどうしがわずかな接点でそれぞれが接着されていても崩れず、群れて飛び立つ姿で保たれている訳なのです。

また、フラミンゴについてはキットとしてのプラモデルなどはありませんので全て自作です。とにかく、最初は資料集めからです。ネットや、図鑑、東京の上野動物園、TV番組、コマーシャルなどなどから丹念に拾い集めて行きます。そして、紙製の組み立て飛行機のようにクチバシからシッポまでの胴体側面図と羽の平面図を起こしパソコン上で製図。そこで、出来上がった図面を出力用紙に合わせて縦横全面にそれぞれ必要数プラス予備分をコピーペーストし印刷します。

次に、それをタミヤのプラバン(工作用の白いプラスチック製の板で、何種類かの厚さがある)に後で剥がせるようにノリ付けし、デザインナイフや細かいヤスリなどを使って図面通りに切り出します。で、胴体や首、頭、クチバシなどは更にカッターやパテを使って一つ一つ丁寧にフラミンゴらしく造形します。胴体自体は全長わずか20mmほど。そして羽と胴体を接着、足は細い金属線を使用。最後に資料を見ながら一羽づつ筆で色を塗って完成です。

また、湖面は粘土をつかって波などを造形し塗装、仕上げにつや出し用のクリアー(透明)塗料を数回塗りました。


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(クリックで拡大)


と言う訳で、いかがだったでしょうか。何となくプラモデルや、ミニチュア模型、ジオラマについて興味を持って頂けたでしょうか。きっと、昔夢中になって作られたプラモデルの楽しさが蘇ってこられたのでは~。近々、あなたの街の模型屋さんをひさしぶりにのぞきに行かれてみてはいかがでしょうか。


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(クリックで拡大)


(ジオラマ撮影/奈良岡 忠)





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1/1スケールの情景

金子 辰也(かねこ たつや)。ジオラマ(情景模型)・アーティスト/季刊ミリタリー模型専門誌『パンツァーグラフ!』編集長。これまで『羊飼い』『ひまわり』『フラミンゴ』など、独特のテーマ性と世界観を情景模型で表現し、国内外から高い評価を得てきたジオラマ界の重鎮。

→  http://www.modelart.jp/top.html

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