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オーディオの中でもひときわローテク、ビジュアルも個性的な機器とは?

[2010-06-02]


「男の隠れ家」本誌では語ることの出来ない取材裏話や 
追加情報、はたまた個人的な四方山話まで、何の役にも 
立たないコラムを連載します。どんな奴が「男の隠れ家」を 
作っているのか、興味のある方はどうぞ寄ってらっしゃい。

(今週は KY→YK)


 音楽の特集に合わせて、オーディオの企画・そして取材をすることも多いのですが、メーカーから愛好家まで、いろんな人にお会いします。

 オーディオは、iPodに代表されるデジタル化・携帯化の方向に大きく変化しているのは周知の通りです。もちろんある意味すごい勢いで「進化」をしているのは間違いないのですが、こと「音質」ということで見てみると、コンパクト化が進めば進むほど劣化している。すごく大事なことなのに、何故かこのことだけは退化しているようで不思議です。ユーザーも、一般的には音質はそれほどまでに重視されないのでしょうか?

 しかし、青年時代から少しでもいい音を聴けたことで一喜一憂していた熟年世代など、「良い音」体験(?)をした方にはどうもその音に満足いかない方は多いはず。今回は、取材で出会ったオーディオの中から、見た目も和み、でも音は芯が通っているあの機器、真空管アンプを紹介します。

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 まず、ひときわ個性的で格好からして非・デジタル的なのが真空管を使ったアンプです。家電でも見ることのない電極を配置したタマが、豆電球のように光っている。

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 実は私も取材で行った展示会で、あるメーカーさんのものがイベント特価で売られているのをつい衝動買いをした口ですが、これが音がいいんですね。よく言われる「自然」や「暖かみ」のある音というよりも、「音に芯があって、その芯が(それだけじゃないですが)くっきりと聞こえる」というのが実感です。

 真空管アンプのメーカーさんは、中小企業が多いオーディオメーカーの中でも、さらに小さなところが多いようです。それはトランジスタなどより機械化された工場が必要な他の機器よりも、遙かに手作業の部分が多いからでしょうか。企業というより、家業といったら失礼でしょうか。

 真空管アンプメーカーの社長さんは、本当に音楽が好きな方も多い。それだけに個人のこだわりが直に反映された製品だから、価格の許す範囲でこだわった逸品がいろいろあります。一般的には名前の知られていないブランド、メーカーですが、この規模だからこそ手間暇をかけられる。食やお酒の世界にもよくあることですが、それと同じことが真空管アンプにはあります。

 また、ハイエンドと携帯デジタルに二極しているこの業界のなかで、その中間地点の買いやすい価格帯のものいろいろとあるのも一般愛好家にはうれしい限りです。「カイン」「オーディオ スペース」「トライオード」「サン・オーディオ」……。マニアでなければ初めて聞く名前という人がほとんどでしょうが、有名大メーカーのブランドより、小さなメーカーの響きがかっこよく聞こえる。どうやらそんな時代に入ってきたのではないでしょうか?

カイン A-55TP 13万6500円(税込) カインラボラトリー
カイン A-55TP 13万6500円(税込) カインラボラトリー(クリックで拡大) http://www.cayinlabo.com/index.html

トライオード TRV-88SE 13万6500円(税込) トライオード
トライオード TRV-88SE 13万6500円(税込) トライオード(クリックで拡大) http://www.triode.co.jp/

サン・オーディオ SV-6V6SE キット 9万1350円 完成品 11万9700円  (税込) サン・オーディオ
サン・オーディオ SV-6V6SE キット 9万1350円 
完成品 11万9700円 (税込) サン・オーディオ(クリックで拡大)

http://www2.big.or.jp/~sunaudio/


 と、ここまで読んで「真空管アンプ」にご興味を持たれた方。
やはり、オーディオ選びは良き相談相手と仲良くなるのがコツ。オーディオマニアの友人がいれば別ですが、そうでなければ、お勧めの店として、「オーディオもてぎ」さんを紹介します。

秋葉原のオーディオ界でも「知らぬ人はもぐり」といわれる店で、僕も真空管のことを親切にいろいろと教えていただきました。

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オーディオもてぎ http://www.audio-motegi.jp/


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日本のライブハウスの始まりから現在、必聴・必見のライブハウス名盤60選、こだわりのオーディオの世界 ほか