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ポルトガル紀行(1) 〜中世の面影を残す古城ホテル、ポウサーダ〜

[2010-05-14]

 初めてのポルトガルでは、このような身近なところでも感動の連続でしたが、最も印象深かったのは、ポウサーダを訪れたときのことでした。

城壁の銃眼など、館内の随所に17世紀の面影を残すポウサーダ、Pousada do Castelo de Palmela。
城壁の銃眼など、館内の随所に17世紀の面影を残すポウサーダ、Pousada do Castelo de Palmela。(クリックで拡大)


中世の面影を残す古城ホテル、ポウサーダ


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 ポウサーダとは、元々は国が管理していた16世紀の古城や歴史的な遺構を改修して宿泊施設やレストランのこと。歴史的建造物のみを使用した施設の景観は、まるで16世紀にタイムスリップしたかのような空間。そこに訪れた方々を一瞬で別次元にいざないます。

 今回訪れたのは、「Pousadas de Portugal(ポウサーダ・ホテル&リゾーツ)」が運営する施設でした。ポウサーダ・ホテル&リゾーツは、指定管理業者として国と契約し、準国営ホテルとして運営するポルトガル最大級の企業グループ。8月から開始する平成遣欧使節団のプログラムでは、ポウサーダグループとタイアップし、荘厳な古城を舞台に日本文化の発信を行える様々なイベントを開催する予定です。

 リスボンのパルメーラ城、シントラ宮殿、エボラ大聖堂など、訪れた各地のポウサーダで、瞬間時空旅行の気分を体験しました。これらのお城や宮殿は、ちょうどポルトガル人が日本に訪れた1543年(鉄砲伝来)頃に建築されたもの。時を経て、形態を変え、なお人々を魅了する建築物として日本人に利用されるなど、当時の人々は考えもしなかったことでしょう。

平成遣欧使節団のイベント開催を予定している同館中庭。
平成遣欧使節団のイベント開催を予定している同館中庭。(クリックで拡大)

 ポルトガルの土地を訪れると、100年や200年の月日など一瞬にして飛び越えることができるような気がしてきます。街の空気、建築物の佇まい、そしてゆっくりと流れる時間とがそう思わせるのかもしれません。この使節団のプログラムをプロデュースするにあたっては、この視察旅行で得た体験は本当に貴重なものとなりました。旅の魅力はまた次回で寄稿したいと思います。

平成遣欧使節団 プロデューサー 渡邉賢一





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