雪、雪、雪の長岡取材
[2010-03-10]
「男の隠れ家」本誌では語ることの出来ない取材裏話や 追加情報、はたまた個人的な四方山話まで、何の役にも 立たないコラムを連載します。どんな奴が「男の隠れ家」を 作っているのか、興味のある方はどうぞ寄ってらっしゃい。 (今週は NK→SM) 現在発売中の「幕末を旅する」特集、皆さまご覧いただけましたでしょうか。弊誌では、倒幕派だけでなく佐幕派も取り上げ、全国さまざまな幕末維新ゆかりの地を取材してきました。 私SMが担当したのは、福島県会津若松と新潟県長岡、そして東京上野の3テーマです。いずれも戊辰戦争で敗北した東軍側(佐幕派)だったこともあり、どこで取材をしても 「西軍は情け容赦なく東軍を徹底的に打ちのめした」 「見せしめのために戦死した者たちの埋葬を許さず、腐敗するに任せた」 ……等々、悲惨な話の数々が100年以上過ぎた今でも伝えられていました。 戦争となれば必ずそういった一面はつきもので、仕方の無い部分もあるのですが、少々暗い気分に浸った一ヶ月でした。 そして今回、私の担当する取材で悩まされたのが「雪」です。ちょうど取材時期と豪雪時期が重なり、特に長岡では朝から晩まで大粒のボタン雪が延々降り続き、朝見た景色と夕方見た景色が同じ場所でも様変わりしているのにはびっくり。 長岡城址は雪に埋もれて立ち入り禁止、長岡ゆかりの河井継之介の墓も雪で埋まって墓石の上部しか出ていない始末……。こんな真冬に墓参りをする酔狂者などいないのか、入り口も雪に埋もれて消失していたため、塀をよじ登り膝までズボズボ埋まりながらなんとか目的の墓石まで辿り着き、撮影をしてきました。 (クリックで拡大) 以前、小村雪岱という明治から昭和初期にかけて活躍した挿絵画家の『雪の朝』という作品を観たときに(写真参照)、画面をぐーっと横切る雪の図は意匠化されたものだと思って随分斬新だなあと感じましたが、実際に長岡では、屋根から落ちて積もった雪がちょうどこんな風に積もっていて、意匠ではなく「写実」だったんだなと納得した雪国取材でもありました。 |
「男の隠れ家」本誌では語ることの出来ない取材裏話や追加情報、はたまた個人的な四方山話まで、何の役にも立たないコラムを連載します。どんな奴が「男の隠れ家」を作っているのか、興味のある方はどうぞ寄ってらっしゃい。
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