日本人で良かった! 駅弁の楽しみ
[2010-02-22]
全国の有名駅弁といえば富山の「ますのすし」や横川の「峠の釜めし」、森の「いかめし」あたりが定番ですが、高崎の「だるま弁当」のように容器に凝ったり、小淵沢の「元気甲斐」のようにネーミングに凝ったり、3,000円を超える超高級品を出したり、開発担当者は大変でしょうが、様々な工夫がなされています。
駅弁は世界に誇る日本の食文化日本以外では、台湾や韓国・中国で駅弁もしくはそれに近いものがありますが、明確に「駅弁」という認識で売っているのは台湾ぐらいでしょう。台湾の駅弁は紙箱にご飯を詰め、上に骨付き豚肉や鶏肉とゆで卵・ザーサイなどを並べたもので、あまりバリエーションはありませんが、冷や飯を食べる習慣がないので常に温めて売っているのは有難いです。 最も有名なのは台東県の池上駅発祥の「池上弁当」で、一つのブランドネームになっていますが、中身は同様です。彩り豊かな日本の駅弁は人気があるようで、台湾の旅行雑誌などでも時々紹介されています。 欧米では、食堂車や駅内の食堂は充実していますが、「駅弁」という概念はあまりないようです。各地方での食材や調理の特色を出した見た目も美しい日本の駅弁は、世界に誇るべき食文化といっても言い過ぎではないでしょう。 鉄道コラム「鉄学の道」過去の記事 ・鉄道と軍隊、密接な関係 ・広告電車とラッピングトレイン ・鉄道の青信号は白かった? 信号機の話 ・電車のスピードいろいろ ・ターミナルデパートの文化 … |
山本浩(やまもとひろし)。南海電気鉄道勤務。学生の頃から鉄道好きの鉄道会社員の目線で鉄道業界のあれこれを書き下ろす。自社の貴重でレアな話題も時折飛び出します?
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