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目からウロコの「松葉ガニ」体験

[2010-02-03]

 鐘がなっていよいよ競り開始。カニは水槽ごとに競られます。しかももの凄い早さ! 何が起きているのかわかりません。競り子が早口で何か言い(聞きとれず)、仲買人が符牒を出し(読みとれず)、ものの10秒くらいで競り落とされていきます。その一団が、次から次へと水槽の間を移動していき、あっという間に水槽は片付けられていきます。

競りの一団。すべての水槽を一つひとつ競りにかけます。ものすごいスピードで手前に移動してきます。男たちの表情は真剣そのもの。
競りの一団。すべての水槽を一つひとつ競りにかけます。ものすごいスピードで手前に移動してきます。男たちの表情は真剣そのもの。(クリックで拡大)
競り終わった水槽には、競り落とした先の番号を書いた紙を置いていきます(というか浮かべでいきます)。
競り終わった水槽には、競り落とした先の番号を書いた紙を置いていきます(というか浮かべでいきます)。(クリックで拡大)


 広い漁港内を埋め尽くしていた水槽やトロ箱は、みるみる片付いていき、2時間ほどですべてが終わっていました。スタッフ一同唖然……。そんな我々を、後片付け待ちの女衆が呼び止めて、焚き火に招いてくれました。パンやらおまんじゅうやらコーヒーをいただき、しばし温ませてもらったのでした。こういう人情に出会うのも旅の醍醐味。毎回港を取材する度に思うのですが、港で生きる人は優しくて、そしてほんとに逞しいなぁ。

漁港の片隅で女衆が待機中。お菓子やお茶が配られおしゃべりに花が咲いていた。
漁港の片隅で女衆が待機中。お菓子やお茶が配られおしゃべりに花が咲いていた。(クリックで拡大)

 松葉ガニを巡る男たちの真剣勝負の戦場と化していた漁港を後にしつつ、改めて松葉ガニの冬の味覚の王者たる由縁を再認識した今回の取材でした。

 皆さま、松葉ガニ漁は3月下旬までです! 船上で、港で、板場で、男たちが全身全霊で挑む松葉ガニ、その極上の味をぜひぜひ堪能しに出かけてみてはいかかですか。

おしまいは、料理の〆から「カニ雑炊」。カニの身がたっぷり入った贅沢な雑炊。ぜひ食べにお出かけください!
おしまいは、料理の〆から「カニ雑炊」。カニの身がたっぷり入った贅沢な雑炊。ぜひ食べにお出かけください!(クリックで拡大)





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