本格テイストバーガーで “憧れのアメリカ” がよみがえる
[2010-01-27]
2010年1月7日(木)、東京・新宿区内の某所で、マクドナルドの期間限定メニュー「Big America」のメディア向け試食会が行われた。 新宿区内のJR駅から歩いて10分ほど。スタジオMと呼ばれるその場所は、公には公開されていない秘密の研究施設。外食産業の研究機関と聞けば誰もがビルの建ち並ぶオフィス街を想像すると思うが、小さな駅からクルマがやっと通れるような細い路地を、まずはくねくねと進んで行く。そして住宅街の中に、そのビルはあった。 この立地に、大企業には似つかわしくない雰囲気を感じるも、試食会が行われた空間に、さらに驚かされた。警備員の立つ1階ロビーの奥に、街中にあるそれそのもののマクドナルドの店があったのだ。 その空間に一歩足を踏み入れた時、少年の頃の記憶がよみがえった。 わが町にアメリカが来た頃の記憶がよみがえる白黒からカラーへと変わったテレビに釘付けとなり、その画面には自分の知らないアメリカが映し出されていた。幼き頃、氷で冷やす木の冷蔵庫のある家で、座卓に正座して食事した者には、テレビの中でベルボトムのパンツを履き、立ったままハンバーガーを頬張る若者たちが憧れに映ったのだ。 中学生になる前後、テレビでは、銀座三越にオープンしたマクドナルドに押し寄せる人だかりや列がニュースで報道された。その映像に“やっとアメリカが来た”と喜び、わが町に店が出来るのを待ち望んだ。それは、お肉屋さんで買ったコロッケをキャベツと共にコッペパンに挟み、「ハンバーガーだ」と笑いながら食べるという行為に発展させた。今となっては懐かしい思い出である。 そして首を長くして待ったマクドナルドが地下鉄で3駅ほど都心寄りの町に出来たという話に、悔しさを感じたものの、ほどなくしてわが町にもマクドナルドが完成した。学校から帰ると、毎日のようにハンバーガーを目当てに自転車を走らせて通い続けた。そんな記憶が、スタジオMの空間からよみがえったのだ。 「アメリカといえばビーフ」に納得さて本題に入ろう……。今回、期間限定で発売される4種類の「Big America」は、言葉通り、大きなアメリカである。 全品に使用の1/4ポンドのジューシーなビーフパテ(通常の2.5倍)に、開発責任者の「アメリカといえばビーフ」という言葉にうなずけた。やはり、ハンバーガーの王道はアメリカなのだ。 4つの都市の名前を付けた本場アメリカンテイストのビーフハンバーガー4種類の中、「アメリカというコンセプトで最初に頭に浮かんだのは“古き良きアメリカ” です」(同)と言うように、最初にリリースされるのは「テキサスバーガー」(400~420円。1月15日~2月上旬)である。 一つひとつ手で丸め焼いた3段バンズの1段目の上には、大きくてジューシーなビーフパテとチーズが、そして2段目の上にはカリカリのフライドオニオンとベーコンが……。今まで日本では目にしたことのないボリュームたっぷりのハンバーガーを前に、若い頃にアメリカを旅した友人の「テキサスでは、とても一人では食べきれられないほど大きな皿のようなバーガーが出てきて、これがテキサスのハンバーガーだと歓迎されたよ」という言葉を思い出した。 スパイシーなバーベキューとピリッとした粒マスタードの2種類のソースのコンビネーションも絶妙で、「荒野の風景が頭に浮かんでくるようなワイルドな味わいを追求しました」(同)という言葉にもうなずけた。 続いて登場するのは「ニューヨークバーガー」(400~420円。2月上旬~下旬)である。諸説ある中、NY発祥とも言われるクラブハウスサンドのハンバーガー版だ。 こちらは「テキサスバーガー」とは違い、特製グラハムバンズが使われている。「グラハム」とは全粒粉のこと。つまり外皮を取った小麦を丸ごと挽いた、ヘルシーなバンズである。レタス&トマト、アメリカ生まれのモントレージャックチーズ&ベーコンで、NYの洗練された味わいを再現している。ビーフと野菜のコンビネーションが楽しいハンバーガーだ。 |
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