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ステーショナリープログラムの原点

[2009-12-31]

文房具を小さく楽しむ


 最近になって世の中は文房具のブームになっていることに間違えありません。そして各媒体から文房具に関する多くの情報が発信され浸透し、この趣味の世界はどんどん広く、深くなっています。例えば、文房具のジャンルを考えただけでも、一般文房具・デザイン系・雑貨系・クラフト(作家)系・輸入物・万年筆・鉛筆・ノート&手帳・和文具・アンティーク・スクラップブッキング…それぞれが立派に独立して厚みが増し、ジャンル毎のファンも生まれています。あるいは文房具を介してビジネスの効率化をはかりたいとか成功(?)したいとか、そういう動きも活発で文房具のつながりは際限がありません。

文房具の趣味は人によっては繊細な世界
文房具の趣味は人によっては繊細な世界(クリックで拡大)

 となりますと、この先もしかしたら「文房具が好き」と言うだけでは人と人とが気軽に繋がるとは必ずしも言えない感じがしていて、「あなたは文房具のどこがどのようにお好きですか?」なんて、いちいち確認をしなければいけないのかしら?と心配になってきます。いや、心配ではなくてそれはもう現実のことになりつつあります。なぜなら私の場合、ビジネスで成功した人がプロデュースした手帳って使いたくないし、そういう物(世界)を志向している人とは、気が合わないかもしれないと思っているから。

 ですので、文房具の世界が広くなるほど、深くなるほど、(さきほども述べた)自分の身近なところで作るコミュニティーが大事になってくると思います。少なくとも私の「いちファン」の視点で見た場合、文房具に「手広く」・「強くを」求めるのは無理なのかもしれないと、ふと思った次第。人によっては文房具の趣味はとても繊細な領域なのではないかと想像します。

 いまSPRGは私が忙しくしているためしばらく休眠状態でしたが、再開の準備を進めています。今後新たにスタートする際にも、いままでどおり小さな中で楽しくやってゆきたいと思います。

ステーショナリープログラム:
http://www.pluto.dti.ne.jp/%7esprg/sprg.html


>> 和田哲哉の「文房具に寄す」
次週へつづく



 和田哲哉の「文房具に寄す」過去の記事
オリジナルを大切にする
ファイルとパンチとの関係
和文化ダイアリー「旧暦日々是好日」
「ギャーッ!」の文房具事故
テープ式接着剤のススメ …

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和田 哲哉

文房具をテーマにしたサイト「ステーショナリープログラム」主宰。オンラインショップ「信頼文具舗」店長。常にユーザーの視点に立ち、良質な文房具の普及に努めている

→  http://www.wada-denki.co.jp/bunguho/shop00.html

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