経済ジャーナリストから日本プラモ発信基地のBOSSへ
[2009-12-08]
社長室には、模型用のディスプレー棚がありスコットさんの作った作品やプレゼントされた完成模型が展示されていた。 このタミヤの「A-10サンダーボルトⅡ(1/72スケール)」は、スコットさんが多忙を極めた銀行マン時代の1991年。ちょうど、湾岸戦争の時で、毎日放送されるCNNのニュースを観て、そこに登場するこの機体を突然作りたくなり模型屋さんへ走ったとのこと。そういった意味でも、このプラモデルはスコットさんを再び模型の世界に復帰させてくれた思い出深いキットなのだ。スコットさんに「撮影させて~」と頼んだら「昔作ったので、恥ずかしいよ~」と言っていた(笑)。でも、復活(出戻り)第1弾としてはなかなかの出来ばえだ。 で、こちらがスコットさんの作った自慢の最新作。ファインモールドの映画「STAR WARS」に登場する「Yウィングファイター(1/72スケール)」。 キットも素晴らしい出来ではあるが、スコットさんの製作技術もなかなかのもの。細部にわたっての細かい塗装や、使い込まれた感じまで丁寧に再現されている。 1階には、ちゃんと社員・パートさんのためのキッチンや食堂まで設備されている。 まだ明るいうちに社屋外観の写真を撮り忘れたので、日が落ちてしまった帰り際に撮影。お天気がよかったのでスクーターで行ったのだが、自宅近くの埼玉県和光の外環自動車道から東北道に入り佐野藤岡ICで降りてすぐの所に~、意外と近くてビックリ。自宅からは、ドアツードアで1時間もかからなかった。 といったわけで、以前から一度訪ねてみたかったスコットさんの「ホビーリンク・ジャパン」。実際に、おじゃまし社内をスコットさんに隅々まで案内説明していただき、また模型のことを中心にいろいろとお話をさせていただきました。 当然ながら、ご自身の “経済ジャーナリスト” としての知識や見識と子どもの頃から大好きだった“趣味のプラモデル”が融合し、更に第2の故郷“大好きな日本”をプラスした、まさにスコットさんの“夢の秘密基地”といった印象。きっと、これからも現代日本の文化であるプラモデルや、フィギュア、キャラクター等々ホビーの発信基地として大活躍してくれることでしょう。 【ホビーリンク・ジャパン日本語HP】http://www.hlj.co.jp/ 関連記事 ・模型作りに人生をかけた男の哲学 ジオラマアーティスト/金子辰也(こだわりびとインタビュー) 金子辰也の「1/1スケールの情景」過去の記事 ・小さな模型で作る大きな世界「クルスクの戦い」 ・掘り出し物を求めて~「モデラーズ mini フリマ 7 in TOKYO」 ・静かな山奥の村は大パニック!「巨大蜘蛛の襲来」 ・ピーター・ジャクソン監督がつくった新プラモデルブランド 『ウィングナッツ・ウィングス』 ・カネコラボ(1)/錆表現に於ける試み … |
金子 辰也(かねこ たつや)。ジオラマ(情景模型)・アーティスト/季刊ミリタリー模型専門誌『パンツァーグラフ!』編集長。これまで『羊飼い』『ひまわり』『フラミンゴ』など、独特のテーマ性と世界観を情景模型で表現し、国内外から高い評価を得てきたジオラマ界の重鎮。
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