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西表島アイロニング紀行

[2009-12-08]

西表島の濃厚な自然は世界の宝だ
西表島の濃厚な自然は世界の宝だ(クリックで拡大)

 この島の自然に触れる手段として、ここではトレッキングとカヌーがとてもポピュラーなものとなっている。それこそ島には多くのエコツアーが存在し、ほとんどの人たちはツアーにてガイドと共に山に入っていく。屋久島と同じような感覚だ。確かに、ここで奥深くを目指すなら、ヤマビルアタックなどを覚悟した上で、山岳ガイドやGPSが必要な厳しいレベルとなる。しかし今回僕が目指す場所は、十分に個人行動が可能である範囲と判断した。自然と本気で向き合いながら濃厚な関係を築くには、単独行、またはペア程度での行動が望ましい、というのが僕の持論で、それはここ西表島でも変わらないのだ。

 僕はアイロニングをすることからも、範囲と目的地をあらかじめ厳選し、地形や登山道、そしてそれを取り巻く自然環境を事前に調べ抜いてきた。自己責任において、自分の力で目的地に行くことは、自然環境に入る上で最も大きな意義を持っていると、僕個人は強く感じている。自然に身を置く時は、出来る限り自分の時間に浸りたいし、それに大勢での移動だと、自分たちだけで満足してしまい、そこの自然にどっぷりと浸れないことも多い。そして何より、大勢での移動と滞在は、自然に少なからずインパクトを与えてしまう可能性がある。

 ただし、ここにはまだ人間が侵入すべきでない手つかずの自然環境があり、個人での行動にも制限すべき点は多い。だから山や自然を知らない人達にとって、ガイドと共に行くツアーも無論欠かせないと言える。僕らは、前日知り合った山岳ガイドさんの口利きでカヌーを借り、個人行動にて河口近くから川に入っていった。

松澤 等

松澤等(まつざわひとし)。サーフィン、カヌー、山登り、ロッククライミングなどのスポーツを経て2004年、エクストリームアイロニングジャパン(EIJ)発足。高い身体能力とユーモアセンスを取り入れた活動内容で国内のEI人気を着実に向上させている

→  http://www.exironingjapan.com/

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