みんな大好き、鉄道博物館
[2009-11-30]
鉄道コラム「鉄学の道」/毎週月曜更新 乗りつぶし率99%の鉄道会社員が 書き下ろす鉄分たっぷりコラム。 自社の貴重でレアな話題も 時折飛び出します? 今年10月19日、大宮の鉄道博物館の入館者数が累計300万人を突破しました。鉄道博物館の開館は2007年10月14日ですから、2年間で300万人を超えたことになります。休日の館内はいつも混雑、D51機関車のシミュレーターは今も変わらず予約整理券を発行しており、その盛況ぶりは不況のテーマパークから見れば羨ましい限りでしょう。 日本の鉄道博物館のはじまり日本の鉄道博物館が最初にできたのは1921年のことで、鉄道50周年の記念事業でした。東京駅北側の高架下につくられたのですが、収蔵品の増加ですぐに手狭となり、旧万世橋駅舎の跡地に建物を新築して1936年に移転しました。これが戦後、交通博物館となり、2006年の閉館まで多くの見学者を集めていました。 この交通博物館と現在の鉄道博物館はJR東日本の所有ですが、他にJR西日本の所有する交通科学博物館と梅小路蒸気機関車館、JR九州の所有する九州鉄道記念館もあり、JR東海も名古屋港に博物館を建設中です。これらJRの博物館以外に、日本ナショナルトラストの四国鉄道文化館や、北海道の三笠鉄道村などのように自治体が保有や管理をするものもあります。 また私鉄では、東武・東急・東京メトロが本格的な博物館を持っており、廃線跡の駅舎などを利用した資料館ともなれば、全国に何十箇所も作られています(日本で最も古い私鉄である南海になんで博物館が無いのかとよく言われますが……ごめんなさい)。変わったところでは、三重県の三岐鉄道丹生川駅に日本貨物鉄道博物館があって、貨車や機関車を保存展示していますが、ここはボランティアの手で管理運営されています。 |
山本浩(やまもとひろし)。南海電気鉄道勤務。学生の頃から鉄道好きの鉄道会社員の目線で鉄道業界のあれこれを書き下ろす。自社の貴重でレアな話題も時折飛び出します?
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