ベストショットを狙え! EI的撮影テクニック
[2009-11-24]
色、配置、そしてその場その場での動きの良し悪しをメンバーと話し合い、それぞれの環境に合わせてより効果的に撮影する。自分の動きを消すことで、または動きを出すことで同じようなエクストリーム感が出るのは、まさに写真ならではの面白さだと思う。それにより、僕らの頭で思い描くアウトドアスポーツとしてのエクストリームアイロニング写真が誕生するのだ。 ちなみに、僕の写真は新井アイロニストによる力作が多い。僕はうるさいくらい撮影に注文を付ける。しかし、彼は実に楽しそうにシャッターを淡々と押していく。そんな気のいい彼がいなかったら、きっと撮れなかったであろう1枚はことのほか多い。ただ撮るのと、ちょっと考えて撮るのとでは、その一枚に雲泥の差が出るのは間違いない。これはアイロニング写真に限らず、皆さんが旅行に行ったり山に行ったりした時に撮影する際にも通ずる事なのである。ちなみに、芸術写真や現代アートとしてのエクストリームアイロニング写真も撮りためてあるので、機会があったらそれらもいずれ紹介したいと思う。 ちなみに、今まで公開してきたエクストリームアイロニング写真で、僕が使ってきたカメラの画素数はわずか500万画素に過ぎない。まさにごく普通というか、それよりもちょっと劣る簡易的なデジカメなのだ。今まで、撮影の際に一度足りとも一眼レフは使っていない。しかし、よく考え、情熱を持って一枚一枚一撮入魂していけば、やはりそれなりの写真が残せるのだ。なので、今後もっといいカメラを使ったら、いずれはピューリッツァー賞を狙えるほどになるかもしれない(うそ)。ただ、山頂という素晴らしい自然環境が、写真を勝手に引き立たせている、という事もあるとは思う。 10回ほど山に登ってエクストリームアイロニングをやったら、撮影をするのはそのうちの1回か2回。その撮影回数も段々と少なくなっているのが実情である。エクストリームアイロニングを記念撮影的行為だと思っている人は今も少なくない。しかし、写真撮影が主目的になった時、エクストリームアイロニングはその存在意義を無くしてしまうに違いないのだ。記録として残すべき時は残し、必要のない時はさっさと下山する。撮影とは、今後もそんな付き合い方が出来たらいいと僕は思っている。 写真もいいが、そこで忘れてはならない大切なこと。それは、己の胸だけにその瞬間を刻み込むことに他ならない。僕にとってのベストショット、それはこれからも己の胸の中だけに大切にしまっておきたい。 KEEP THE IRON HOT.
松澤等の「エクストリームアイロニング」過去の記事 ・二刀流アイロニングへの挑戦 ・守るべき俺たちの自然 ・背中で感じろ! アークテリクス&グレゴリー ・俺の相棒 パナソニックNI-L800 ・愛すべきEIJの仲間達 … |
松澤等(まつざわひとし)。サーフィン、カヌー、山登り、ロッククライミングなどのスポーツを経て2004年、エクストリームアイロニングジャパン(EIJ)発足。高い身体能力とユーモアセンスを取り入れた活動内容で国内のEI人気を着実に向上させている
特集
このコラムの人気記事
チョモランマへ [2009-12-22] |
||
精鋭アイロニスト EIJの主要メンバーたち [2009-07-07] |
||
背中で感じろ! アークテリクス&グレゴリー [2009-11-03] |
||
蒸気的ベスト写真展 [2009-12-01] |
||
スポーツにスパイスを スポーツアイロニング [2009-06-09] |

