「ギャーッ!」の文房具事故
[2009-11-23]
不思議なコトもセットで体験ああ、やっぱり今回のコラムは書いても読んでも辛いです。でも、まだまだ続きます。最近一番の事故はハサミでした。刃の長さが10センチ以上のかなり大きなタイプ。この製品をどのように紹介したら良いものかと思案つつ、実際に切っているシーンを浮かべながら右手で持ったハサミを大きく前後させていたところ、すっかり油断した左手がハサミの真ん前に「登場」してしまい、左手の薬指を……。ステンレス刃のハサミって本当によく切れますよ。結局、完治するまでに数ヶ月かかりました。 でもここで意外なエピソードも。事故以前、切ったのとは反対の右手指の付け根に、大きくてしかも痛いシコリが出来ていました。面倒な切除手術をしないと復旧は無理と言われ、仕方なく何ヶ月も放置していたものが、事故後一週間ほどのうちにキレイに消失してしまったのです。もしかしたら左手の深刻なダメージを治癒させようと、なにかのチカラが身体の中に湧いて頑張った結果、右手の問題も解決させてしまったのかもしれません。こればかりは偶然とは信じがたく、オカルトのようないかがわしいものでも無いと考えています。 シャツが大変なことになってしまう「ギャーッ!」も次はこれも皆さんに時々あると思われる事例。筆記具のペン先からインクが漏れ出てシャツのポケットが大変なことになってしまう「ギャーッ!」。万年筆やローラーボールなど水性インクの製品は特にご注意です。万年筆は軸を振っただけでインクが出ることがありますから、慎重な人でしたら胸ポケットに挿すのは避けていると思います。気をつけたいのはノックボタン式のローラーボール。製品によってはノックボタンにちょっとした外力が加わっただけでペン先が出てしまう物があり、さらに悪いことに、インクがどんどん湧き出るタイプの替芯ですと、あっという間にポケットは悲しいツートーンカラーに変わります。文房具が好きという程度なら奥さんのお目こぼしもあるかもしれまんが、シャツを1枚ダメにしたらタダでは済みません。ご用心ご用心。 そのほか、ステープラーもカッターナイフもパーフォレーター(=パンチ)も、要注意製品に挙げられます。ウソかマコトか、大型シュレッダーにネクタイを引き込まれたという怖い話も聞いたことがあります。油断いっぱいの私が申し上げても効果は無いでしょうが、愛する文具で痛い目には遭われませんよう。 和田哲哉の「文房具に寄す」過去の記事 ・テープ式接着剤のススメ ・赤鉛筆のお話 ・Thinking Power Notebookの新製品「トランプ」 ・今年も到来 手帳選びの季節 ・続・文房具を使い切る(工夫編) … |
文房具をテーマにしたサイト「ステーショナリープログラム」主宰。オンラインショップ「信頼文具舗」店長。常にユーザーの視点に立ち、良質な文房具の普及に努めている
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