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「ギャーッ!」の文房具事故

[2009-11-23]


文房具の良さを語るのに、歴史やストーリーはいらない。
オンラインショップ「信頼文具舗」の和田哲哉氏が、
「良い」文房具と共に暮らす魅力を伝える信頼コラム。




文房具での事故は気の緩みの最中に


 わたくし、ペン先からペンクリップまで毎回細かいことを冷静に書いているようですが、実際の生活では「そそっかしい」ところ多々あり、つまらないミスをたびたび起こしてしまいます。仕事自体は気合いを入れてやるものの、そのあいだ他の動作にスキが出てしまうのです。この気の緩みが時に、文房具を扱っている最中の「大事故」を招いています。

一番怖い、シャープペンの「逆押し」(写真はもちろん、イメージです)。
一番怖い、シャープペンの「逆押し」(写真はもちろん、イメージです)。
(クリックで拡大)

 一番怖いのがシャープペンの「逆押し」。その名前の通り、シャープペンの尖ったほうをノックしてしまうもの。しかも思いっきりに、です。なにか図面を描く時、キレイな線を引きたいほうに気持ちが移ってしまい、ふとシャープペンの向きを忘れて手にするのです。そういう時に限って製図用の細字の芯だったりすると、部屋にひとりでいても「ギャーッ!」と思わず悲鳴が。などと淡々と書いておきながら、この事故は一番思い出したくない。

 二番目は皆さんも一度は経験が有ると思います。紙の端で指先をスパッとやってしまうアレです。紙は極薄。しかも指との当たり具合によって薄刃の刃物みたいな状態になってしまうのでしょう。これで切ると、後からじんわりと痛くなってくるのですよね。仕事がら毎日紙を扱っているので、これには細心の注意を払っているつもりですけれど、やっぱり年に1~2回はやってしまいます。気を遣っていながらの結果なので、私にとっては痛さよりも悔しさのほうが大きい事故と言えます。

 ところで、「紙スパッ」は特にお子さんに気をつけてもらいたいもの。よく兄弟間で本や紙の取りあいをしている時があります。そんな時は本当に怖くて、見かけたらすぐに紙の危険性を教えるように心がけています。

和田 哲哉

文房具をテーマにしたサイト「ステーショナリープログラム」主宰。オンラインショップ「信頼文具舗」店長。常にユーザーの視点に立ち、良質な文房具の普及に努めている

→  http://www.wada-denki.co.jp/bunguho/shop00.html

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