感激下北沢観劇!
[2009-11-20]
さて肝心の芝居の内容は、見ず知らずの男二人が目を覚ますとそこは知らない部屋で、開かないドア、天井近くに『1000』の電光掲示。この部屋から脱出しようとアレコレ試すがドアは開かず。しかしフトしたことで『1000』の電光掲示が『999』に減る。これは今ちょっとしたエピソードを話したからじゃないか? とまたちょっとした話をすると『998』に。どんどん話せば、いつかは『0』になってこの部屋から脱出出来るんじゃないか?! と二人は色んな話を話し出す……。そこからこのお芝居は始まる。 (一緒に行ったメンバーに後できいた、この話の大枠は松本人志監督の映画『しんぼる』と同じだという。僕は未見。多分一生未見。んで僕は京都の劇団・ヨーロッパ企画の『12人の追い抜けないアキレス』に導入部分が似てるな、と思った。このお芝居はDVDになっていて、メチャクチャ面白いのでぜひ観てほしい。しかし、絶対的に他と違うのは怪優・温水洋一が出ているということであろう) 場面は変わって。滅多に食べることの出来ない「まぼろしラーメン」を食べるために、まるでタルコフスキーの名作映画『ストーカー』のゾーンのような空間に足を踏み入れる男二人。そう簡単に店に行き着くことは出来ないのだ。途中おすぎとピーコと永六輔に出会い、新宿二丁目を走り回ったりしてまぼろしラーメンの店についに行き着く二人。しかし店内に入ったら一言も発してはいけないのだという。果たしてまぼろしラーメンを食べることが出来るのか。 というエピソードや、リストラにあった特技も資格も何も無い男が、熱意だけでパイロットになったり医者になったり裁判官になったりする話、など。様々な話を僕たちに目の前で実際に観せていく。こんな風に話や場面がどんどん変わる、シチュエーションコントとでもいうのか、とにかくそういうお芝居。それを温水さんがやるのである。実に面白そうでしょ?(大堀さんも当然面白い) 一番悪夢的だったのが、ピンクのマリオネットこと『トゥインクル』というヒラヒラ衣装の二人組女性アイドルに扮した二人が、細野春臣の名曲『コズミックサーフィン』のフシに乗せ、 「ユラユラユラユラ~、シュワシュワシュワシュワ~、遠く~遠く~、はるか彼方から~」 と何度も歌うシーンで、爆笑につぐ爆笑でスズナリを後にした僕たち4人が、ずっと口ずさんでいたほどであった。 笑いに笑ってお腹が空いたのでスズナリのすぐ近く、ミュージシャン一十三十一さんの実家の店で有名なスープカレーの店『マジック・スパイス』へ入る。 |
かせきさいだぁ≡。作詞家/漫画家/文筆家/ひねもすラッパー。『ちょうどいい』とは何か?仕事の中から、遊びの中から、日々の生活の中から探索中。携帯サイトで『ゆがちょいライフ』(優雅でちょうどいいの略)でブログ、コラム、4コマ漫画も連載中。
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