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金曜日限定の手挽き粗挽き十割蕎麦をめざして……埼玉県日高市を歩く

[2009-11-13]

 そばは現在、二八そば、十割そば、金曜日限定の「粗挽きそば」の3種。粗挽きの蕎麦は手挽きを使っている。

「粗挽きは寝かせたほうが、味が丸くなるので、挽いて寝かせて、打って寝かせています」

粗挽きそば
粗挽きそば(クリックで拡大)

 前日の夜に挽いて、当日の朝打って、しばらく寝かせす。フルイはメッシュ20番と粗く、見るからに粗挽きの蕎麦だが、よくつながっている。

 蕎麦の産地は栃木県益子産の常陸秋そば。すでに今年収穫された新蕎麦に変わっていた。少し緑がかった、きれいな色。香りも味もそれほど強くなく、まだ若い印象だった。もちもちした食感が粗挽きならではの味わい。このところ、微粉で挽いた蕎麦を食べることが多かったが、やはり粗挽きのダイナミズムにも強く惹かれる。

「今年は10月末から出しています。やはり新蕎麦は色がきれいでいいですね。味は収穫してすぐより時間が経ってからが美味しくなる。これからですよ。私は年が明けてからのほうが好きです」

二八のせいろ
二八のせいろ(クリックで拡大)
十割そば
十割そば(クリックで拡大)


 二八せいろ、十割そばから手挽き粗挽きの十割蕎麦も堪能した。ほろ酔いのうちに再びウォーキング。思いがけず道連れができたので、40分の帰り道は短く感じた。

 外歩きには最適な季節。今こそ歩いて郊外の蕎麦屋さんに行こう!


<DATA>

「百日紅(さるすべり)」
住所:
TEL:
営業時間:
定休日:
アクセス:

メニュー:


埼玉県日高市田波目575-4
042-985-2356
11:30~15:00(14:30 L.O.) 売り切れ終い
火曜日、水曜日、その他
JR八高線「高麗川」駅より徒歩約40分、
またはタクシー約10分
せいろ700円、十割そば800円、粗碾き十割そば900円、鴨せいろ1300円、桜えび姿揚げせいろ1100円、焼き味噌400円、京ニシンの棒煮500円、日本酒「来陽 野武士」辛口400円


>> 「ほろ酔い蕎麦屋めぐり」
次週へつづく



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天日干しを手挽きに・・・あくなき探究心で飛躍した新進気鋭の蕎麦職人に出会う(後編)
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阿部 文枝

阿部文枝(あべふみえ)。昼過ぎの蕎麦屋で「飲んでつまんで蕎麦を手繰る」を喜びとする蕎麦ライター。本コラムでは、本誌「男の隠れ家」の蕎麦特集で掲載しきれなかったお薦めの蕎麦屋を紹介する

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