守るべき俺たちの自然
[2009-11-10]
松澤等の「エクストリームアイロニング」/毎週火曜更新 そこにシワがあるから…アルピニスト転じてアイロニストとして活動する 松澤等氏によるエクストリームアイロニングジャパン(EIJ)の活動記録。 ユーモアを追求するもおふざけは嫌悪する、真面目で真摯な姿勢が 腹痛を伴う涙を誘う、究極のマイナースポーツ奮闘記。 僕らが野外に “アイロン掛け” を持ち込む上で常に気をつけていること。それは、無謀な試みは行わない、他人に迷惑をかけない、そして自然環境への影響を極力与えない、という以上の3点である。 誤解されがちだが、僕らが取り組むエクストリームアイロニングの基本フィールドは山や川などの自然環境下に他ならない。見た目のユーモア度が一層強い「競技系アイロニング」ばかりが目立ち、それ故にユーモアな印象だけがひとり歩きしがちなエクストリームアイロニング。しかし、本来のエクストリームアイロニングとは、自然と上手に向き合うため、または自然環境をより愉しむためのひとつの手段という意味合いが強い。なので僕らアイロニスト達は、いつもお世話になっている山や川などの自然環境とはデリケートに接し、常に特別な敬意を払う必要があると僕は思っている。そこに確かな自然環境が無ければ、エクストリームアイロニングは成立しないのだ。 一部の例外を除けば、日本の自然はかなり繊細である。情緒的な四季の下、繊細な動植物達が限られた自然の中で逞しくもつつましく暮らしている。日本はその地形的に海も山もそう遠くなく、ある意味恵まれた自然環境がある。オーストラリアに8年間住み、その自然環境に濃厚に接してきた自分の経験から言っても、現在残された首都圏近くの自然は実にきめ細かく、か弱く可憐な印象である。しかし、その繊細な自然環境を一体いつまで保てるのかは、残念ながら未知数と言わざるを得ない。なぜなら、そこには様々な問題と、開発などによる環境破壊が今現在も続いているからである。 |
松澤等(まつざわひとし)。サーフィン、カヌー、山登り、ロッククライミングなどのスポーツを経て2004年、エクストリームアイロニングジャパン(EIJ)発足。高い身体能力とユーモアセンスを取り入れた活動内容で国内のEI人気を着実に向上させている
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