最後の同潤会アパートメント
[2009-11-04]
「男の隠れ家」本誌では語ることの出来ない取材裏話や 追加情報、はたまた個人的な四方山話まで、何の役にも 立たないコラムを連載します。どんな奴が「男の隠れ家」を 作っているのか、興味のある方はどうぞ寄ってらっしゃい。 (今週は TA→KO) 本誌初の「昭和特集」、もう店頭でご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、どんな印象をもたれたでしょうか? 建築、食、風俗、文化、モノという章ごとに、昭和という時代を追いかけてみました。 私K.Oは集合住宅の歴史や東京タワーなど、「町の風景」を形作る建築の章を担当。古い建物好き(ちなみに我が家も築35年の低層集合住宅。風呂はもちろんバランス釜♪)としてはとても楽しく、かつ興奮しまた血圧の上がる仕事でしたが、加えて感慨深かったのが巻頭の「昭和年表」の製作。経済年表、産業年表、流行年表などさまざまな年表をもとに、昭和元年から64年までの各年の「出来事」をまとめていく作業をしていたのですが、これがとっても興味深い作業でありました。 「メートル法になったのなんて最近じゃん!」 「ソニーって、東京通信工業っていう名前だったんだ」 「羽田って、戦前からあったのかぁ」 などなど、細かい「へぇー」が目白押し。掲載は2ページだったのでかなりざっくりと事件・出来事は割愛してしまいましたが、もともとの年表は読んでいるだけでも発見の連続。年表楽し~。 それにしても、まだ100年も経っていない戦前のこと、そしてようやく半世紀たった戦後の脈絡や出来事なのに、知らないことは本当に本当にたくさんあり、また知れば知るほど「激動」という言葉が相応しい64年だったのだなあと、過ぎし日に思いを致すのであります。 というわけで話は戻りますが、昭和建築。このなかで戦前の同潤会アパートから戦後の公団団地までを写真と資料でご紹介しておりますが、その同潤会も、今や現存するのは「上野下アパート」1箇所のみ。もはや余命わずかかーーとの危機感もあり、過日、関係者の方にこの建物を案内していただく機会を得、うひょうひょと喜び勇んで訪ねさせていただきました。 |
「男の隠れ家」本誌では語ることの出来ない取材裏話や追加情報、はたまた個人的な四方山話まで、何の役にも立たないコラムを連載します。どんな奴が「男の隠れ家」を作っているのか、興味のある方はどうぞ寄ってらっしゃい。
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