blog banner

ピーター・ジャクソン監督がつくった新プラモデルブランド『ウィングナッツ・ウィングス』

[2009-11-03]

金子辰也の「1/1スケールの情景」/毎週火曜更新

独特のテーマ性と世界観を情景模型で表現し、
国内外から高い評価を得てきたジオラマ界の重鎮、
金子辰也氏による週刊連載。人間ドラマを集約したワンシーンの
創作に人生をかけるプロモデラーの日々を1/1スケールで綴る!




♯018-01.JPG


何年か前、ある模型専門店主の方からお聞きした話です。

突然、お店の前に運転手付の黒塗り高級車が~。で、降りて来た恰幅の良いヒゲモジャで半ズボンをはいた外人さん。お店に入って、店内をいろいろ見渡してミリタリーフィギュアの完成品(世界的に有名な作家もの)を指して値段を聞いて来たそうです。そこで、ご主人は変な外人と思いつつも値段を伝えると、その外人さんはしばらく考え込み~結局、それで帰って行ったそうです。

ちょうど、その頃模型仲間の間では一つの噂が~。それは、あの映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作やリメイク版『キングコング』で世界的な名声を得たニュージーランドの映画監督ピーター・ジャクソン氏(当時、我々の間で、監督はかなりの模型マニアで或る事が知られていた)が、お忍びで都内に滞在しているらしいといったものでした。

そう~なんです。その模型専門店を訪れた変な外人は、ピーター・ジャクソン監督そのひとだったのです。で、そのお店の御店主は映画の事も監督の事もよく知らず、そのまま帰してしまったとの事。知っていたら~と、後でその事を聞いて悔しがっておりました(笑)。

といったわけで、ピーター・ジャクソン監督が模型好きで、特に第一次世界大戦モノのマニアである事は結構一部のマニア達には有名な話でした。

そして、その趣味が高じてなのか今年に入ってから風の便りでプラモデルメーカーを始めてしまったとか……!? その後、具体的な情報がネットなどを通じていろいろと~入ってくるうちに、ある方からその実物を拝見させて頂いたのが6月の終わりでした。とにかく、そのマニアックな出来に驚愕。ただし、購入方法は世界的にネット通販のみの発売なので基本的に個人輸入のみとのことでした。

で、偶然7月26日幕張メッセで開催された『ワンダーフェスティバル2009夏』会場の出展サイトで販売(仕入れの事を伺ったら、営業的に卸はしてくれないので定価にて各アイテム複数ずつ個人輸入し、それらに少しだけ利益を乗せて販売しているとの事でした)しているのを発見!とりあえず1点購入。

そんな、こんなで今回はそのこだわりのブランド “WINGNUT WINGS(ウィングナッツ・ウィングス社)” のキットなどについて、ご紹介したいと思います。

1/1スケールの情景

金子 辰也(かねこ たつや)。ジオラマ(情景模型)・アーティスト/季刊ミリタリー模型専門誌『パンツァーグラフ!』編集長。これまで『羊飼い』『ひまわり』『フラミンゴ』など、独特のテーマ性と世界観を情景模型で表現し、国内外から高い評価を得てきたジオラマ界の重鎮。

→  http://www.modelart.jp/top.html

↓ トラックバック一覧(0)

トラックバックアドレス(URL)

http://www.kakurega-online.com/blog/trackback.php?idx=207