赤鉛筆のお話
[2009-11-02]
文房具の良さを語るのに、歴史やストーリーはいらない。 オンラインショップ「信頼文具舗」の和田哲哉氏が、 「良い」文房具と共に暮らす魅力を伝える信頼コラム。 いい歳して、それは知りませんでした。今日は赤鉛筆にまつわるお話です。 歌詞から赤鉛筆へ先日ある曲で「バーミリオン」という言葉が出てきまして、「あれっ、バーミリオンって何だっけ?」って思ってしまいました。ネオンサインの色? 紫っぽい色かな?(それはバーガンディーです)。その時はちゃんと調べもせずに流してしまったのですが、あれから二ヶ月ほどが経ち、たまたま手元の赤鉛筆を見ていましたら、軸に金色の箔押しで「Fine Vermilion」って堂々と書いてある事に気が付きました。あわてて辞書を引いてみると、バーミリオンは朱色の意味とあります。正しくは硫化水銀を主成分とする朱色の顔料、「銀朱(ぎんしゅ)」をバーミリオンと言うそうです。ものすごく身近な色だったので、これにはびっくり。いい歳して知らないでいました。 赤鉛筆。小学生の時の筆箱には間違いなく入っていたものの、その後はそれほど使った記憶がありません。だからと言って赤色の筆記具を必要としていなかった訳ではなく、中学生の時には赤色ボールペンを愛用していましたし、並行して赤色のシャープ芯を買って使ったり、先生が採点で使うような特殊なマーカーペンまでも持っていました。それがここ最近になり、私にとっての「赤鉛筆復活」となっている状況です。使いみちはほかでもない、原稿の手直しです。 |
文房具をテーマにしたサイト「ステーショナリープログラム」主宰。オンラインショップ「信頼文具舗」店長。常にユーザーの視点に立ち、良質な文房具の普及に努めている
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