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ボルダリングに挑戦 後編

[2009-10-30]

イエさんついに初ゴール。そしてそろそろ一同からこんな声が上がる。

「体力的にまだまだいけるんだけど、握力がもう無くなって登れないよ〜」

「もう手がぶるぶるのガクガク~」

僕も7級の次のコースに挑戦したいのだが、さっきまでは簡単につかめたホールドから簡単に落ちてしまう。このスポーツ、手からひじまでの筋肉を猛烈に使う。他はそうでもなく元気一杯なのだけど、握力がないともう登れない。

時計を見るとまだ1時間…休日料金2500円(平日は2100円、平日18:00以降は1800円)、クライミングシューズのレンタル料200円、一人3700円払ってまだ1時間しかたってないのである。3700円も払ったんだから、ちょっと休んでもう少し楽しんだ方がいいような気がする。一同、じっと手をみる。

「無理だな……」

「うん、ちょっと休んだくらいじゃ、握力は回復しないね」

「3700円ぶん、充分楽しんだかもね」

「お腹空いたしね」

3700円も払ったボルダリングは、あっさり一時間で終了。更衣室で着替えて帰ることに。

2階の更衣室のとなりに、上級者ルームがある。上級者ルームってどんなに高い壁があるかと思うとさにあらず、めちゃ狭い。狭いけど壁の傾斜が半端無い。帰りしなにちょっとだけアベくんと上級者ルームの壁に挑戦。アベくんは斜めの壁に張り付くのも無理であった。よし、じゃあ俺やるね。

「おっ、おっ、かせきさん、ちょっと出来てる!」

上級者コースの多分一番簡単なピンクのコースをやってみると、いきなりメチャクチャ辛い体勢で横移動。最初はよくわからなかった上級者コースが、今は異常なムツカシさと楽しさが少しわかる。わかることって、とっても楽しい。

「無理だー!!」

2メートル程横移動しただけで、ポトっと落ちる。僕たちはゲラゲラ笑う。身体を使ってゲラゲラ笑うって、気持がいい。

着替え終わるとまほちゃんイエさんの女性陣は「仕事がある」と、そそくさと帰ってしまった。僕とアベくんの男性陣は、お腹が空いたのでJ.S.バーガーっていう店の美味しいハンバーガー(900円)を食べる。二人ともこの後全く予定なし。この後まほちゃんが通りかかって見つけたという一杯50円で生ビールが飲めるという店に、我慢が出来ず入る。

「ゴクゴク、ブハー。ボルダリング、超~面白かったけど、ちょっと(料金が)高いね」

「ゴクゴク、ブハー。気軽に行ける値段じゃないかもですね」

「ゴクゴク、ブハー。週一で月に4回行って、1800円×4で7200円か~」

「ゴクゴク、ブハー。今日もお金沢山使ったから、50円の生ビール飲むしかないですね」

「そだね。しっかし女性陣ガッツあったな~」

なんだかんだといいつつも、僕たちは都会の休日を実にちょうどよく楽しんだのであった。

帰りしなに上級ルームの壁に挑戦。「次のホールドどこ?え?あんなとこ?」ひえー辛い。
帰りしなに上級ルームの壁に挑戦。「次のホールドどこ?え?あんなとこ?」ひえー辛い。(クリックで拡大)


「無理だー!」こんな姿勢で壁から落ちることって、日常では全くといってない。
「無理だー!」こんな姿勢で壁から落ちることって、日常では全くといってない。(クリックで拡大)


これがJ.S.バーガー、ポテも付いて900円。すんごい、美味い!
これがJ.S.バーガー、ポテも付いて900円。すんごい、美味い!(クリックで拡大)


ゴクゴクブハーと50円ビールを飲む俺。ちゃんとサントリーモルツであった。また来週~
ゴクゴクブハーと50円ビールを飲む俺。ちゃんとサントリーモルツであった。また来週~(クリックで拡大)





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新 ちょうどいいライフ

かせきさいだぁ≡。作詞家/漫画家/文筆家/ひねもすラッパー。『ちょうどいい』とは何か?仕事の中から、遊びの中から、日々の生活の中から探索中。携帯サイトで『ゆがちょいライフ』(優雅でちょうどいいの略)でブログ、コラム、4コマ漫画も連載中。

→  http://www.europe-studio.net/kasekicider/

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