ボルダリングに挑戦 後編
[2009-10-30]
ミュージシャン・随筆家・漫画家など多彩な顔を持つ、 かせきさいだぁ≡氏による連載「新ちょうどいいライフ」。 ライフワークとして日々「ちょうどいい」塩梅を考察し続けてきた氏の "これまで” と "これから”の美学を「ちょうどいい」さじ加減で綴る! 前・中・後編と、三部作にする意味あった? という疑問もありつつ、でも楽しく新しかったんだからしょうがない。伝えたい、楽しいことがあり過ぎたんだからしょうがない。と、開き直って筆が乗り過ぎのボルダリングに挑戦の後編、始まります。ボルダリングのルール的なものは前編を読んで下さいませ~。 【←前回の記事】ボルダリングに挑戦 前編 【←前回の記事】ボルダリングに挑戦 中編 登るその姿は初めてと思えないが、でも割とすぐポテッと落ちるまほちゃんは、常連らしい人に連れて来られた初心者の女性をライバル視しているようで、その女性と同じコース(初級8級の3番目に難しいコース)を入れ替わり立ち替わり登っている。前から男性よりも女性の方が競争心が激しいようなそんな気がしていたが、モロにそんな感じでその女性の一挙手一投足をにらみ付けている。そうこうしているうちにライバルの女性がそのコースを制覇してしまった。 「くやしい! 抜かれた~」 果敢にそのコースに挑戦するまほちゃんだが、何度やっても途中でクルっと壁に背を向け、見ている僕らの方を向いてしまう。 「さっきから何やってんの」 「なんでかわかんないけど、絶対こうなっちゃうの~!」 何度やってもクルッとこっちを向くまほちゃんに、笑う僕たち。 「あの持ちにくいホールドさえクリアー出来れば、あの青いナンカみたいなホールドでゴールなのにー!」 「あー、本当だ。すぐゴールだね。あのさ…………あのゴールの青いホールド、『チ○コ』みたいな形してるね……」 「そう! さっきからずっと、あの青いチ○コみたいの目指してんの」 「ブルーチ○コだね」 「そう、ブルーチ○コ目指してんの」 ホールドは実に様々な形があり、どう見てもチ○コにしか見えないものもある。僕たちはゲラゲラ大盛り上がり。盛り上がりながらも、アベくんは初級7級のオレンジのコースをついにクリアーし、僕たちは少しずつだがボルダリングが上達してきたみたい。上達が目に見えてわかりやすいのも、このスポーツのいいところかもしれない。 |
かせきさいだぁ≡。作詞家/漫画家/文筆家/ひねもすラッパー。『ちょうどいい』とは何か?仕事の中から、遊びの中から、日々の生活の中から探索中。携帯サイトで『ゆがちょいライフ』(優雅でちょうどいいの略)でブログ、コラム、4コマ漫画も連載中。
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