俺の相棒 パナソニックNI-L800
[2009-10-27]
そして今現在、僕の手元には、さらなる進化を遂げたパナソニック社のNI-L800がある。色はノーブルシャンパンといって、全体的に白ベースだが、給水タンクがゴールドに近い色をしている、誠にハンサムなアイロンである。アイロンが温まるスピード、衣類へのスムースなすべり出し、そしてコードレスなのに圧倒的なスチーム量。素晴らしいの一言に尽きる。 ショットボタンを押すと、そのスチームは、もはや横浜中華街の肉まん入りセイロのようである。僕はこのアイロンを使い始めてもう一年近くになるが、いまだにそのスチームの出方には鳥肌を禁じえない。少し重めのアイロン重量も、現代の進化したアイロン掛けには理想的と言える。重いと、無駄に力を入れる必要が無いので、慣れればかえって楽にシワを伸ばせるのだ。 エクストリームアイロニング活動においては、その状況に応じて実に様々なアイロンを使用してきた。しかし、家で行う毎日のアイロン掛けにおいては、パナソニックさんにアイロンを頂いてからは、基本的にはパナソニックアイロンだけをせっせと使い続けてきた(途中、英国メーカーのアイロンに浮気をしていた時期あり)。そして、今の最新機種であるNI-L800をフィールドに持ち出す前、僕はまずこのアイロンを普通のアイロン掛けだけで一ヶ月間使用し、十分手に馴染ませた。使い慣れていないアイロンは、安易に外に持ち出さない。それもエクストリームアイロニストのたしなみなのである。手に馴染んでからしばらくして、僕はこのアイロンを手にようやくフィールドに向かったのである。 まずは競技練習。エアリアルで試してみた。助走をつけ、アイロン台の手前でジャンプし、着地前に空中にてシワを伸ばすこの行為。実際にやってみると、アイロン掛けの基本であるすべりと押さえはまずまずだった。ひと滑りさせた部分のシワも程よく伸びている。正直、エアリアル用にしてはこのアイロンはちょっと重い気もしたが、実際にやってみるとそれほど重いとは感じなかった。エアリアル時にタイミングを図ってスチームショットを押すと、勢いよくスチームが噴射されて実に気持ちが良かった。なかなか良い感じでシワが伸びる手ごたえもあった。一瞬一瞬が勝負の競技系アイロニングにも、このアイロンの持つ機能は十分有効であった。 機能が優れているアイロンは、基本的にはフィールドに持ち込んでもそのポテンシャルは極めて高く、様々な特異なシチュエーションにおいても、その実力を存分に発揮してくれるものだ。このアイロンは、跳んで着地する衝撃においても、吸水口から水一滴漏れなかった。しっかりと電源さえ確保できれば、このアイロンはフィールドにおいて怖いもの知らずになりえるマシンである。こうして、NI-L800は僕個人の愛機としての採用が速やかに決定されたのである。 |
松澤等(まつざわひとし)。サーフィン、カヌー、山登り、ロッククライミングなどのスポーツを経て2004年、エクストリームアイロニングジャパン(EIJ)発足。高い身体能力とユーモアセンスを取り入れた活動内容で国内のEI人気を着実に向上させている
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