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今年も到来 手帳選びの季節

[2009-10-19]


文房具の良さを語るのに、歴史やストーリーはいらない。
オンラインショップ「信頼文具舗」の和田哲哉氏が、
「良い」文房具と共に暮らす魅力を伝える信頼コラム。




今年も残すところ2ヶ月と少々。文房具店さんでは2010年の手帳の販売が本格化する時期だと思います。今日は少しだけ、手帳のお話です。


新しい手帳に挑戦する


私の周りの人を見ていますと、毎年新しい手帳に挑戦する人、すでに決まった手帳を使い続けている人など、いくつかのパターンを見ることができます。毎年違う手帳を買うのは、いま使っている製品に満足できなかったからかもしれません。あるいは違うものに挑戦して経験を積んでみたいという理由もあることでしょう。

いままでとは違う手帳を検討するのに、昔でしたら大きな文房具店に出向く必要があったのが、今ではWebで比較的幅広く事前の情報を入手できますし、関連する書籍やムック類も沢山出ていますから、有り難いところです。でもそういった情報に触れる際にも、「自分が何を必要としているか」をある程度固めておいたほうが、大きな失敗をしなくて済むとは思います。「有ると便利」程度のスペックは「無くても平気」ということですから。

昨年も私は手帳についての文章を書いていました。そこでは、「まずは一目惚れした手帳を選ぼう」とありました。そうそう。見た目の印象や、手にした感じが気に入って買った物ならば、多少の事は乗り越えて最後まで使えるかもしれない。という提案でした。ただし手帳にはいろいろな紙質があるので、日頃使っている筆記具が合わなかったら筆記具のほうを柔軟に調整してみましょうとの補足もしています。なるほど(自身で納得)。

今年新たに付け加えるならば、いよいよ本格的普及となったiPhoneなどのスマートフォンやパソコン上で実行するWebアプリケーションと、紙の手帳との役割分担に関する部分でしょう。手帳の機能をざっくりと「スケジュール帳・アドレス帳・メモ帳・日記帳」と考えたとき、最初からふたつまでは、標準の状態でかなりの部分を電子ツールに任せることができてしまいます。残りのふたつも相当するアプリケーションやブログ等で代用できます。ですので、それでもなお紙を使いたい理由を明らかにしてから紙の手帳を検討するのも手ではあります。私なら「象徴的に紙を使いたい」という理由と「紙に残したい」、「筆記具を使って書きたい」の3つがあります。

和田 哲哉

文房具をテーマにしたサイト「ステーショナリープログラム」主宰。オンラインショップ「信頼文具舗」店長。常にユーザーの視点に立ち、良質な文房具の普及に努めている

→  http://www.wada-denki.co.jp/bunguho/shop00.html

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