続・文房具を使い切る(工夫編)
[2009-10-12]
使われるロケーションを移してゆくノートもしかしたらこれからのお話も、さきほどのカッターナイフと似ている使いこなしかもしれません。いままでも各所で何度かご紹介しているのですが、私はいつも持ち物の重さをできるだけ少なくする事を考えています。通勤の際に毎日重いカバンを持ち歩き、腰を痛めてしまった経験からの対策です。カバンの重さを大きく左右する物のひとつがノート。紙製品の重量って結構効いてきますよね。 ひごろ愛用しているのはマルマンのニーモシネ「イマジネーション」。A4と大判のノートで、これを出張の際に持ち出す事もあります。ノートと言っても、記入後はすぐにミシン目で切り取って、単票用紙の状態でファイリングしたり、あるいはドキュメントスキャナーでPDF化させてしまいます。 A4サイズですから当然、新品の状態では一冊がかなりの重量になります。でも、このままでは出張時に持ち出したりしません。デスクで半分近くまで使い、ほどよい重さになったところで初めて、「お出かけ」が許されるのであります。つまり複数冊のニーモシネが、デスクから出張先へと活躍の場を移動させながら使われてゆくというわけです。一見、面倒な事のようですが、こうした工夫によってノートの機能性とカバンの軽量化の、ふたつのメリットを得ることができます。 さて、今日のお話を振り返ってみますと、前半は消耗したものを最後まで無駄なく使う工夫、後半は消耗してから活躍するというもの。似ているようで、実はずいぶんと違う例になりました。 いかがでしたでしょうか。文房具の多くはインクや紙などの「消耗」がつきものです。この部分を上手にコントロールしてあげると、少なくはないメリットが生まれてきそうです。皆さんにおかれましても、「使い切る」場面において、何か新しいアイディアを考えてみてください。 和田哲哉の「文房具に寄す」過去の記事 ・スッキリ系? モヤモヤ系? 文房具を使い切る ・キータッチに技あり HHKB長期使用レポート ・文房具で出来たタイムマシン ・筆記具の顔「ペンクリップ」を味わう。(後編) ・筆記具の顔「ペンクリップ」を味わう。(中編) … |
和田 哲哉の「文房具に寄す」 過去の記事
文房具をテーマにしたサイト「ステーショナリープログラム」主宰。オンラインショップ「信頼文具舗」店長。常にユーザーの視点に立ち、良質な文房具の普及に努めている
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