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香りが楽しみ!? メンディングテープの思い出

[2009-08-24]

今はテープを使い分けできる


 ところで、さきほどのセロハンテープの名誉のために付け加えるならば、例えばメジャーなブランドであるニチバンの「セロテープ」の場合は、テープ・粘着剤・巻芯部分ともに天然素材で作られていて、燃焼時に有害ガスの発生も無いことがうたわれています。私が多感だった時期は、さきにも述べたように欧米の大量生産文化へのあこがれの気持ちが大きく影響し、それが価値判断の基準のひとつになってしまっています。しかし、世の中が変われば基準も変化しますから、各製品への理解を深めて上手な使い分けがなされれば良いのではないかと思います。

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「Scoth・透明美色」巻芯に印刷されているロゴがテープ越しに見えている。(クリックで拡大)

 
 さて、さきほどの3Mでは近年に、ツヤ消しではない、透明なポリプロピレン素材を用いた製品、「透明美色」を発表しています。透明度が高く、黄色く変色しにくい。テープの引き出しがスムーズで、手で簡単に切ることができる、粘着剤がにじまないなど、本製品はいくつもの機能を有しています。面白いのは、「透明美色」の紙巻芯には製品のロゴが印刷されていて、何重にも重なったテープ越しにロゴがきれいに透けてみえるように作られていることです。

 こうした粘着テープ類は一見、単純な製品と思われがちですが、メーカー名の通ったもならば、機能や環境性能など明確な理由をもって生産がされています。前述の私の思い出は少々度が過ぎていますけれど、皆さんにおかれましても取りあえず買うのではなく、製品パッケージに記載されている効能を事前に確認してみると良いのではないかと思います。 




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和田 哲哉

文房具をテーマにしたサイト「ステーショナリープログラム」主宰。オンラインショップ「信頼文具舗」店長。常にユーザーの視点に立ち、良質な文房具の普及に努めている

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