2015/01/13

リゾート探訪 冬の沖縄

《沖縄》というと、まず思い浮かべるのは“夏”そして“南の島”といったキーワードだろうか。年間平均気温が20度を超える亜熱帯気候で、しかもまわりはすべて青い海とくれば「沖縄=常夏→年中マリンスポーツ」とイメージするのも当然だろう。だが沖縄の気温は思ったよりも高くなく、夏でも最高気温が30度を大幅に超えることは稀で、むしろ東京や大阪など本土のほうが暑いそうだ。ただ、冬場の最低気温が10度台までしか下がらないので「一年中暖かい→常夏」という図式が定着してしまったのかもしれない。でも、ここで注意しなければならないことがひとつ。“常夏”を辞書で引くと、その定義は「一年中が夏であること。常に夏のような気候であること」とある。沖縄の気温は、冬場になると10度近くまで下がることもあるので、実際には常夏ではないのだ。ここまで読むと「じゃあ、海に入れない冬の沖縄なんて行ってもしょうがない」と思う人もいるだろうが、決してそんなことはない。今回は、海に入れなくても楽しめる、リゾートホテルを中心とした冬の沖縄の旅を紹介していこう。

 

IMG_6348

飛行機から望む沖縄本島

東京・羽田空港から沖縄の空の玄関口・那覇空港までは約2時間50分。着陸して滑走路をタラップまで旅客機で移動していると、F-15などの戦闘機がすぐ近くで見られる。これは那覇空港が陸海空自衛隊と隣接しているためで、飛行機マニアには堪らないシチュエーションだ。そしてターミナルに到着してからも驚くことがふたつある。まずひとつは、その広さ。那覇空港は日本の国内空港の中で6番目に利用者数が多く、国内線旅客数は4位だとか。たしかに、ターミナル内は観光客や修学旅行生、米軍関係者などでごった返していた。ふたつめは免税店。なぜ国内線ターミナルの中に免税店が? と思って調べると、2002年の沖縄振興特別措置法の改正によって設けられた特定免税店制度に基づく、国内唯一の国内線ターミナル内免税店がここなのだそうだ。つまり、日本人が日本国内に居ながらにして、免税料金でブランド品を購入できる唯一のスポットなわけだ。

 

今回、冬の沖縄を楽しむために向かったのは、那覇空港から車で45分の場所に位置する沖縄本島中部の町・北谷(ちゃたん)。キャンプ瑞慶覧(キャンプ・フォスター)、キャンプ桑江(キャンプ・レスター)、 嘉手納飛行場、陸軍貯油施設の4つの米軍関係施設があるこの町は、沖縄有数のダイビングスポットや、中日ドラゴンズが秋季・春季キャンプを行っていることでも有名だ。また西海岸にある美浜地区には、美浜アメリカンビレッジやデポアイランドといった人気ショッピングスポット、きれいな夕日が楽しめるサンセットビーチなどがあり、地元の人々や観光客などで連日賑わっている。そして、ここ北谷を中心に沖縄を楽しもうという観光客にオススメのリゾートホテルが「ヒルトン沖縄北谷リゾート」だ。

 

Pool Panorama - 06

 

ヒルトン沖縄北谷リゾート
〒904-0115 沖縄県中頭郡北谷町美浜40-1
TEL: 098-901-1111 FAX: 098-901-1100
hiltonchatan.jp

 

 

Outside Exeterior - 3

夕日で黄金色に光り輝くヒルトン沖縄北谷リゾート

昨年7月2日、北谷の中央部にグランドオープンしたばかりのヒルトン沖縄北谷リゾートは、日本におけるヒルトン・ワールドワイド11番目となるホテル。すぐそばには前述の美浜アメリカンビレッジやサンセットビーチなどの人気スポットがあり、那覇市や沖縄美ら海水族館、世界遺産へのアクセスも便利だ。9階建ての建物には12室のスイートルームを含む346室の客室があり、その多くの部屋からは北谷の海が一望できる。好天時の夕方には、北谷の海に沈んでいく美しい夕日が客室から楽しめ、逆に同時刻に海側からホテルを望むと、その真っ白な建物が夕日で黄金色に光り輝く様は一見の価値ありだ。

 

Lobby

太陽光が燦々と入る明るく開放的なロビー

ホテル内には2つのレストラン、400名まで収容可能な大宴会場を含む5つの宴会場、琉球王朝時代から伝えられる伝統的なスパトリートメントが受けられる本格スパ、フィットネスセンター、室内温水プール、県内最大級の広さを誇る2つの屋外プールがある。ホテルに足を踏み入れると、まず最初に出迎えてくれるのは大きな窓から光が燦々と入る、明るく開放的なエントランスロビー。オリエンタルな雰囲気が漂うこのロビーには、沖縄出身アーティストたちによるアートがあちこちに飾られている。そのほかにも至るところに石灰岩や琉球ガラスを用いたり、カウンター上の天井のデザインモチーフが波をイメージしたものだったり、大きな窓のすぐ向こう側に光と波をイメージした水盤があったりと、沖縄感はますます増してくる。そして何といっても一番沖縄を感じさせてくれるのが、ホテルスタッフのユニフォーム。エイサーをモチーフにし、帯はミンサー、襟は琉球空手着の要素を取り入れたそうだ。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

波をイメージしたカウンター上の天井

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

笑顔が素敵なホテルスタッフたち

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

帯はエイサー、襟は琉球空手着をイメージしたユニフォームがこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レストランは3階の「ALL DAY DINING」と、1階のイタリアンレストラン「CORRENTE」の2つ。ビュッフェ形式のALL DAY DININGでは、地元の食材を活かした和琉洋食が楽しめる。価格帯も東京と比べると安価なため、宿泊客だけでなく地元の人たちの利用も多く、平日のランチタイムでも多くの利用客でいっぱいだ。またCORRENTEでは、沖縄ならではの食材を使用した本格イタリアンが楽しめる。ディナーも4,500 〜10,000円まで3コースから選べるので、家族、友人、仕事などシチュエーションに合わせて利用できるのもうれしい。

 

Shinka-01-1

シービューレストラン「ALL DAY DINING」

CORRENTE Night

イタリアンレストラン「CORRENTE」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Grand Ballroom Meeting

最大400名収容可能な大宴会場をはじめとする5つの宴会場も用意されている。会議やセミナー、展示会、結婚披露宴など様々なシーンに利用できる

Grand Ballroom  Buffet - 02

宴会場で出される料理はホテル内のレストランと同じハイクオリティなもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Spa

人気のスパ「AMAMI SPA」

ヒルトン沖縄北谷リゾートで高い人気を誇るのが、琉球王朝時代から伝えられる沖縄ならではの伝統的なスパトリートメントが受けられる「AMAMI SPA」。なかでもカジタッチという技法を使用したフェイシャルとボディの2コースが人気。シングルルーム4室のほかにペアルームも1室用意されているので、カップルや親子、友だち同士での利用も可能だ。今ならトリートメントと朝食がセットになった「気軽に贅沢。選べる!琉球スパトリートメント(30分)ステイプラン」で、琉球セラピストによる至福のひと時を堪能できる(6月末日まで)。

 

 

Fitness Centre

スパに隣接したフィットネスセンター

Indoor_Pool

夏は29℃、冬は31℃に設定された屋内プール

 

 

 

Pool-08

屋外には県内最大級の2つのプールとカスケードプール

 

Pool Panorama - 05

利用可能期間は4月1日〜10月31日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Deluxe Suite Room_01

デラックススイートルーム

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今回泊まったスタンダードルーム。ベッド脇のキャリーケースはBRIC’SのBBG08301-014。男の一泊旅行にはちょうどよい大きさだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一泊二日ではホテル内のすべてを満喫しきれないほど、充実した設備が満載のヒルトン沖縄北谷リゾート。リフレッシュ目的で冬の沖縄に行くなら、こんなリゾートホテルを訪れるのが一番かもしれない。

 

最後に、北谷および周辺の見どころを写真で紹介しよう。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

サンセットビーチから望む夕焼け

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

アメリカンビレッジに隣接するショッピングセンター「デポアイランド」

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

沖縄のみならず国内外で活躍する紅型(びんがた)アーティスト・新垣優香さんのアトリエ yuuka-arakaki.blogspot.jp

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

焼き物の里として知られる読谷山焼北窯で修行し、2010年に独立した芝原雪子さんが主催する工房コキュ magasin-miyagiya.com/muscat1/categories/27450/

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

10万株、120種類のサンゴを養殖するサンゴ畑 www.sangobatake.jp

 

IMG_6389

沖縄名物タコライスの人気店「タコライスCafeきじむなぁ」のアボカドオムライス。隣のカメラは今回の取材で使用したオリンパスのミラーレス一眼OM-D E-M1

 

このページの先頭へ